「東日本大震災から620日」

11/23より、学習院大学目白キャンパスにおいて、「東日本大震災から620日」と題し、写真展と上映会を行います。
1年8ケ月が過ぎた今、震災を見つめなおす時期に来ていると思います。津波に呑み込まれた三陸の町、棚から消えた日用品、電力不足の夏。私たちはあの日以降、3.11という体制に身を置くことになりました。先の見えない状況に怯え焦りました。そして、自然の持つ力に私たちは為す術もありませんでした。
直後、日本人は困難な現状に結束して立ち向かおうとしていました。至る所に「がんばろう東北」の文字が掲げられました。しかし、そうしたフレーズが街角から消えるのと、人々の意識が薄れていくのに長い時間はかかりませんでした。復旧が進み物流も安定し、仮設で新しい生活が始まった様子が報道され、人々は日常に戻っていきました。この震災で、未だに約2800人の方々が行方不明です。どうか、震災が起きたこと、たくさんの困難があったこと、そして、それが今も続いていることを忘れないでください。
この映画と写真展を見て、震災後から620日間を振り返ってみてください。そして、できるなら、現地に足を運んでください。
人生が変わります。私もその一人です。

 

「東日本大震災から620日」(2012/11/19-11/23)
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/stu/student/volunteer/activity/join.html#shinsai620nichi
主催:学習院大学ボランティアネット

●東日本大震災写真展~みちのくフォトキャラバン~
11/19-11/23 10:00-17:00
中央教育研究棟3F エスカレーター前

●被災地支援ドキュメンタリー「手のなかの武器」上映会
11/19 18:00-20:00
中央教育研究棟303教室
一般500円

 

みちのくフォトキャラバン:http://michinoku-photo-caravan.jimdo.com/
手のなかの武器:http://tenonakanobuki.com/